ドラマ;ファミリー登山 Ⅱ
旭山公園登山口から登り始めて数分。
おかしいな、やけに険しいぞ・・・。
道幅も狭いし、前回とは随分違う気が・・・。
息はあがるし、子どもたちもブーブー。
あちらのコースでは道すがら
あんなに頻繁にすれ違っていたのに、
相反して人影も少なく
たまに会う人は妙に達人ぽい。
しばらくしてふと立ち止まると、見晴らしの良いところ。
休憩しながら景色を見ていると、後ろから登って来た方が
しばらくして引き返して行った。
・・・ひょっとして、ここ、旭山の頂上だったりして?!

しかも、はるか向こうに見えるのは、まさかの藻岩山頂上!
(只今展望台工事中につき、頂上に見える大きなクレーンで判明)
そのあとは、見事に下りが続き・・・
もしかして下山してる?
どうやら、ひと山越えて藻岩山に続くようだ。
「せっかく登ったのに下りてる~~!」
さすがに子どもたちも気付いたようだ。
「もう、もどろうよ~~」
ブーブーに拍車がかかる。
「これからは「やだ」とか否定的な言葉は禁止!
言った人は罰ゲームだからね!」
それ以降ふんばる子どもたち。
「あと少し!”馬の背”で繋がってるはずだから・・・」
子どもたち;「ってことは帰りもまたこの道をもどるってこと?」
大人たち;「そんな先まで考えないの。とりあえず、”馬の背”くらいの先までにしておこう。
人生もさ、あんまり先々考えてもよくないんだよ、ちょっと先くらいね。」
子どもたち;「いつもは”先を考えて行動しなさい”って言うくせにぃ」
大人たち、苦笑。
やっとの思いで”馬の背”到着。
すでに頂上到着相当の達成感あり・・・。
ナッツとチョコと水分ですばやくエネルギー補給。
根が生える前に再スタート!
ここまでくればあと一息!と自分達に言い聞かせ。
そこから少し行ったところで、すれ違いざまに「こんにちわ~」
ん?なんか聞き覚えのある声。
あー!
見ると、息子たちの一つ下の生活団卒業生、Wさん家族とばったり!
「子どもが藻岩山登りたいって言うもんで・・・」とWさん。
やっぱり、幼児体験はその人の血肉となるのね、恐るべし。
思いがけない再会で勇気と活力をもらい
最後の岩肌を登り切り、ついに頂上到着!

この12月展望台リニューアル・オープン予定ですよ~。
ロープウェイもリニューアル、楽しみ。
それにしてもおにぎりの、めっちゃうまかったこと!
さてと、しっかり食べて一息入れたて、いざ下山!
(朝、冷蔵庫に忘れたパウンドケーキの悔しかったこと・・・)

登山は人を成長させる何かがあるようだ。
あんなに不平不満タラタラだった子どもたちも
下山では、枯れ枝を拾っては杖に見立てて、物語の主人公さながら
いかにも楽しそう。
大人たちも、もう決して若くない身体に鞭打つ快感さえ?
山は登って下りるだけ。
至って単純、何の生産性もない。
けれど一度登り始めたら、誰も途中で投げ出せないゆえに目覚める
底力のなせるわざなのか、
平地では味わえぬ爽快さがある。
だから人は山に登るのか。
これって人生に似てるかも。
下りても下りてもまだまだ続く山道。
1キロが10キロにさえ感じる山道。
それでも、ゴールはちゃんと来る。
これも人生に似てるかも。
登山口に到着し、思わず両手をあげて「やったーー!」をしたのは
大人たち。
子どもたちは感動もよそに、違うことに遊びだす、これまたスゴイ。
と、にわか雨が!
「天気雨だから虹が見えるかもね」
急いで旭山公園の噴水広場へ。

札幌市内に架かる虹の大橋。
虹の袂の両端を見たのは、もしかしたら初めてかもしれない。
それにしても、何と言う絶妙なタイミング!
これも、もしかして人生か?
神さま、ありがとう!!
おかしいな、やけに険しいぞ・・・。
道幅も狭いし、前回とは随分違う気が・・・。
息はあがるし、子どもたちもブーブー。
あちらのコースでは道すがら
あんなに頻繁にすれ違っていたのに、
相反して人影も少なく
たまに会う人は妙に達人ぽい。
しばらくしてふと立ち止まると、見晴らしの良いところ。
休憩しながら景色を見ていると、後ろから登って来た方が
しばらくして引き返して行った。
・・・ひょっとして、ここ、旭山の頂上だったりして?!

しかも、はるか向こうに見えるのは、まさかの藻岩山頂上!
(只今展望台工事中につき、頂上に見える大きなクレーンで判明)
そのあとは、見事に下りが続き・・・
もしかして下山してる?
どうやら、ひと山越えて藻岩山に続くようだ。
「せっかく登ったのに下りてる~~!」
さすがに子どもたちも気付いたようだ。
「もう、もどろうよ~~」
ブーブーに拍車がかかる。
「これからは「やだ」とか否定的な言葉は禁止!
言った人は罰ゲームだからね!」
それ以降ふんばる子どもたち。
「あと少し!”馬の背”で繋がってるはずだから・・・」
子どもたち;「ってことは帰りもまたこの道をもどるってこと?」
大人たち;「そんな先まで考えないの。とりあえず、”馬の背”くらいの先までにしておこう。
人生もさ、あんまり先々考えてもよくないんだよ、ちょっと先くらいね。」
子どもたち;「いつもは”先を考えて行動しなさい”って言うくせにぃ」
大人たち、苦笑。
やっとの思いで”馬の背”到着。
すでに頂上到着相当の達成感あり・・・。
ナッツとチョコと水分ですばやくエネルギー補給。
根が生える前に再スタート!
ここまでくればあと一息!と自分達に言い聞かせ。
そこから少し行ったところで、すれ違いざまに「こんにちわ~」
ん?なんか聞き覚えのある声。
あー!
見ると、息子たちの一つ下の生活団卒業生、Wさん家族とばったり!
「子どもが藻岩山登りたいって言うもんで・・・」とWさん。
やっぱり、幼児体験はその人の血肉となるのね、恐るべし。
思いがけない再会で勇気と活力をもらい
最後の岩肌を登り切り、ついに頂上到着!

この12月展望台リニューアル・オープン予定ですよ~。
ロープウェイもリニューアル、楽しみ。
それにしてもおにぎりの、めっちゃうまかったこと!
さてと、しっかり食べて一息入れたて、いざ下山!
(朝、冷蔵庫に忘れたパウンドケーキの悔しかったこと・・・)

登山は人を成長させる何かがあるようだ。
あんなに不平不満タラタラだった子どもたちも
下山では、枯れ枝を拾っては杖に見立てて、物語の主人公さながら
いかにも楽しそう。
大人たちも、もう決して若くない身体に鞭打つ快感さえ?
山は登って下りるだけ。
至って単純、何の生産性もない。
けれど一度登り始めたら、誰も途中で投げ出せないゆえに目覚める
底力のなせるわざなのか、
平地では味わえぬ爽快さがある。
だから人は山に登るのか。
これって人生に似てるかも。
下りても下りてもまだまだ続く山道。
1キロが10キロにさえ感じる山道。
それでも、ゴールはちゃんと来る。
これも人生に似てるかも。
登山口に到着し、思わず両手をあげて「やったーー!」をしたのは
大人たち。
子どもたちは感動もよそに、違うことに遊びだす、これまたスゴイ。
と、にわか雨が!
「天気雨だから虹が見えるかもね」
急いで旭山公園の噴水広場へ。

札幌市内に架かる虹の大橋。
虹の袂の両端を見たのは、もしかしたら初めてかもしれない。
それにしても、何と言う絶妙なタイミング!
これも、もしかして人生か?
神さま、ありがとう!!
by tmbrs-3
| 2011-09-28 21:44