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最初のクリスマスのお話 パート3「ヨセフ」

次は婚約者のヨセフさんの話。

ヨセフさんは、マリヤさんが妊娠していることに段々気付くようになるの。
「なんで?」
妊娠すると身体に色々な変化があらわれるでしょう、お腹も大きくなってくるし。
だけど、さっき言ったように、この当時は結婚前にそんなことになったら
一大事、マリヤさんがみんなから大変な目にあわされることを
かわいそうに思って、こっそり別れてどこか人目につかないところに
やろうと考えていたの。
そうしたら、今度はヨセフさんの夢に天使が現れて
こう言ったんだ。
”恐れないで、マリヤと結婚しなさい。お腹にいる子供は
聖霊によるのです。名前をイエスとつけなさい。”って。
それで、言われた通り、マリヤと結婚したんだけど
そのお告げを聞いていたから、キリストが誕生するまで
男女の関係をもたなかったんだって。

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同じころ、当時の政府から住民登録をしなさい、という命令が
全住民に出されていたの。
だけど、今みたいにコンピューターがあるわけじゃないから
登録ったって、簡単にはいかないわけ。
みんなそれぞれ自分の生まれ故郷に帰って
登録しなければならなくなったの。
ヨセフとマリヤも生まれ故郷であるユダヤのベツレヘムという
小さな町に向かって旅したのね。
旅と言っても、これまた電車やバスがあるわけでなし、
臨月のマリヤさんをロバに乗せ、ヨセフさんは歩いて・・・
とにかく快適な旅でなかったことは確かだろうね。

やっとのことで目的地に到着したんだけど
今度は泊る宿がみつからない。
同じように登録のために集まってきている旅人たちで
町はごった返していたの。
最後に彼らを受け入れてくれたのは、
馬小屋なら、と入れてくれた宿屋の主人だった。
動物の糞・尿の悪臭のする、清潔とはとても言えない場所、
灯りもろくになかったであろう暗い場所で
神の子は生まれたの。
そして寝かされたのは、動物の餌を入れる「飼い葉おけ」の中。
粗末な布にくるまれて。


=つづく=
  
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by tmbrs-3 | 2010-12-27 19:42

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