カンテレ弾き語りライブ
カンテレって、みなさんご存知ですか?
北欧の伝統楽器で、木製のボディに弦を張り
解放弦でつま弾く、言ってみれば洋風琴のようなもの。
もともとは5弦5音の、片手で持てるようなものだったのが
次第に大型で広音域の物も作られるようになり
半音機構を備えた39弦のカンテレにまで至る。
(主催者に撮影許可もらいました)
見た目の美しさもさることながら、音色の美しさは格別だ。
弦特有の繊細な響き、空気の振動で伝わる微妙な揺らぎが
心の内側の入り組んだひだを捉える。
さて、前置きが長くなりましたが、先日、琴似コンカリーニョで
その弾き語りライブがあり、ただならぬ「匂い」に惹かれて行ってみた。
その名はシニッカ・ランゲラン
日本では全くの無名だが、その実は本当にすばらしかった。
ノルウェー出身の歌手でありカンテレ奏者。
伝統音楽のみならず、ジャズ・クラシックまで幅広い世界観を持つ。(とプロフィールにあった)
ジョニ・ミッチェルを彷彿とさせるようなその音楽性と歌唱力。
現地語で歌われている歌詞。
その意味などは知る由もない。
にもかかわらず、そこには風があり、森があり、湖を感じた。
生があり死があった。
本物の芸術のみが持つ「呼び覚ます何か」が、そこには息づいていた。
北欧の伝統楽器で、木製のボディに弦を張り
解放弦でつま弾く、言ってみれば洋風琴のようなもの。
もともとは5弦5音の、片手で持てるようなものだったのが
次第に大型で広音域の物も作られるようになり
半音機構を備えた39弦のカンテレにまで至る。
(主催者に撮影許可もらいました)
見た目の美しさもさることながら、音色の美しさは格別だ。
弦特有の繊細な響き、空気の振動で伝わる微妙な揺らぎが
心の内側の入り組んだひだを捉える。
さて、前置きが長くなりましたが、先日、琴似コンカリーニョで
その弾き語りライブがあり、ただならぬ「匂い」に惹かれて行ってみた。
その名はシニッカ・ランゲラン
日本では全くの無名だが、その実は本当にすばらしかった。
ノルウェー出身の歌手でありカンテレ奏者。
伝統音楽のみならず、ジャズ・クラシックまで幅広い世界観を持つ。(とプロフィールにあった)
ジョニ・ミッチェルを彷彿とさせるようなその音楽性と歌唱力。
現地語で歌われている歌詞。
その意味などは知る由もない。
にもかかわらず、そこには風があり、森があり、湖を感じた。
生があり死があった。
本物の芸術のみが持つ「呼び覚ます何か」が、そこには息づいていた。
by tmbrs-3
| 2010-06-04 01:52