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工藤篤子チャリティー・コンサート

昨年5月にサイクロンが襲ったミャンマーの復興のための
チャリティー・コンサートに行ってきた。

サイクロンは旧首都ヤンゴンを直撃し、
死者・行方不明者合わせて14万人弱にものぼった。
そのうち3分の1が幼い子供であり、被害者の総数は240万人とも言われている。
農林水産業に従事する国民が7割を占めている国に
このサイクロンが与えた打撃は計り知れない。
そのような状況の中、昨年9月にもサイクロンの襲撃が再度あった。
そのような惨事であるにもかかわらず、軍事政権が支配するこの国には
他の国々からの支援が思うように集められ、届けられていない現状があると言う。
いまだにブルーテントに生活する人々がいることが
それをあらわしている。


ソプラノ歌手・工藤篤子さんは、冒頭にこの現状を簡潔に伝え
1曲目「埴生の宿」を歌った。
ピアノ伴奏は小夜。
静かで、ゆったりと流れるなつかしいメロディ。
私は聴きながら鳩尾のあたりが震えるのを抑えられなかった。


「父なる神の さずけましし
 契約をとわに まもりそだて
 きよき愛もて むつみ合える
 われらの家は いともたのし

 Home, home,
Sweet, sweet home
 めぐみ あふるる 愛の家よ・・・」

どういうことばであらわしたらよいのだろう。
この音楽が私を包み、いえ、音楽を通して神が私を包み
私はその中になんとも言えない安らぎを感じたのだった。


コンサートに二人の方をお誘いした。
私にとって人生の大先輩たち。
帰り道三人で、気持ちの良い夜風の吹く中歩きながら分かち合った。

「あの方の声には、他のプロの歌手が持つ
 自分を誇示するような響きが全くないね!
 すべてを神にささげている響きだね。」
一人の方がそう言った。
私もそう感じていた。
これだけの実力とキャリアがあれば
大抵は余計なものもくっついているものだ。
それはクリスチャンの歌手であっても。
それが、全くない。
それがすごいと思った。

holy
この歌声を一言であわらすとしたら。
そこには個人的な思いを超えた大きな大きなものが
それだけがあらわされていた。


(佳代子)
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by tmbrs-3 | 2009-05-23 02:33

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